風雅乃徒然~風雅乃絵姿管理人の独り言~

風雅乃絵姿の管理人の日々思っている物事を綴っています。

風雅乃徒然

2022年、初めての衣装体験をして。

新年になって早々ですが私はと言われますと早速、時代やさんに訪問して衣装体験をしてまいりました。 お年玉スペシャルと呼ばれる企画は十二単と細長を除くアレンジ無しの基本プランが半額であると言う事ですが、私は義経プランと呼ばれる直垂と鎌倉時代風の袿と白拍子の3着を体験しましたがどれも素晴らしい仕上がりになりました。

時代やさんからお年玉スペシャルの情報をLINEで受け取ってから早い段階で予約をしましたが、実際に時代やさんに行ってメイクをしている時にゆか様と話をしていると半額で体験出来ると言う事で数日で予約の枠が埋まったと言う事でした。

こう言う時は悩む前に行動をする事が重要ですね。 通常、このような企画が発表される時には京都から見て遠方に住んでいる私の場合はその恩恵を受けられない事が多いのですが、この時は幸運にも実家に帰省していると言う事でその恩恵を受けられた形になります。

時代やさんでは主要なスタッフの方の殆どがおられて中川先生もご健在でしたが、スタジオ撮影や自由撮影の際にはその中川先生に構図の指導をして頂いてこれでもかと言わんばかりに満足の行く写真の撮影が出来ました。

近年では私が訪問する時には何気に中川先生の担当になる事が多くて、もう昨年の話になりますが、2021年12月29日に訪問した際にも中川先生の着付けになりました。

今年はと言われるとNHK大河ドラマ鎌倉時代を題材にされた「鎌倉殿の13人」になっているのですが、その影響であるのか鎌倉時代の時代衣装を希望されたりリクエストオーダーされたりと言う感じで問い合わせのメッセージを多く頂くと言う事もゆか様から聞きました。

かくなる私も本日の衣装体験では鎌倉時代の衣装を選んだ形になりますね。 「鎌倉殿の13人」に肖っての衣装体験でしたが満足の行く内容になりました。 「鎌倉殿の13人」では脇役の扱いにはなりますが源義経静御前を意識した物になりますでしょうか。 袿姿は若き日の北条政子を意識した物になります。

昨年、2021年のNHK大河ドラマである「青天を衝け」は明治時代の題材で鹿鳴館の衣装体験をされる方もおられましたが、やはり、平安時代鎌倉時代と言った平安装束やそれに準じた物が多数登場する題材になるとそれに因んだ衣装体験をしたいと言う方が増えるようです。

f:id:makina-k:20220103134154j:plain

こちらが、義経プランの直垂になります。 直垂は時代やさんでは5着存在していますが、私はと言えば時代やさんの直垂は初めての体験でしたので時代やさんの旧ブログであるAmebaブログやインスタグラムでも良く掲載されている物を選ばせて頂きました。

時代やさんでは2度目の男装ですが、メイクは白めナチュラルメイクで若々しい雰囲気に仕上げて頂きました。 男装の衣装体験は学術施設系でも十分と思っていましたが、メイクとかつらが付いての衣装体験になると写真の仕上がりが違うだけに店舗系の衣装体験の方が断然良いと感じた瞬間になります。

これだけ仕上がりが良いのであれば時代やさんで男装の衣装体験を色々としても良いのかなとも思いますね。

f:id:makina-k:20220103134200j:plain

こちらが、鎌倉時代の袿になります。 時代やさんでは昔は静御前袿プランとして用意されていた物になりますね。 現在の時代やさんでは袿プランは単と長袴が付いている平安時代の袿と小袖の上に袿を着付けられる鎌倉時代の袿と2種類用意されています。

鎌倉時代の袿は武家の女性の袿姿であると言う事で中着が小袖になって小袖は中に襟を2枚着付けられての物になっていて平安時代の袿とは違う魅力の出ている物になっています。 また武家の女性であると言う事で懐剣も用意される所が平安時代の袿とは違う所でしょうか。

長袴が無いのはどのように見えるのかなと思っていましたが、袿が赤色の物であると言う事で全体的な寂しさが感じさせられない仕上がりになりました。

f:id:makina-k:20220103134206j:plain

こちらが、白拍子プランの白拍子装束になります。 時代やさんでは以前は静御前白拍子プランとして用意されていた物になりますね。 現在の時代やさんでは白拍子プランは通常の白色の水干の上から長袴を着付ける物と時代祭静御前役を意識された紗の水干と紫色の水干とこちらの日本舞踊の衣装を意識された白色の水干と金色の水干と5着存在していますが、金色の水干は基本プランでは対応されていない物になります。

基本プランで対応されている水干でまだ着ていない物としては日本舞踊の衣装を意識された白色の水干がありましたのでそれを選ばせて頂いた形になります。

白色の水干に白色の背景では背景と同化するかなと思いましたが、中着として朱色の単を着ているのかその色が少しだけ浮き出て来る形となって薄っすらと色の付いている仕上がりになりました。

時代やさんの2022年のお正月スペシャルの企画は楽しませて頂きましたが、また2022年の黄金週間に訪問を考えていますのでその時にも色々と楽しみたいと思っています。