風雅乃徒然~風雅乃絵姿管理人の独り言~

風雅乃絵姿の管理人の日々思っている物事を綴っています。

風雅乃徒然

カメラの趣味で運命を変えた出会いになった事とは。

昨年、2020年頃からカメラの趣味や風景写真の撮影の趣味が再燃したと言う事を色々な所で書いていますが、私がカメラの趣味で運命を変えた出会いになっている物事は約20年前、2001年の城郭巡り系のウェブサイトのオフ会の場まで遡ります。

その当時はデジカメを購入してすぐの頃でしたが、その当時ではまだデジカメの普及率が少なかったのかその城郭巡り系のウェブサイトに投稿されている方でも半数はフィルムカメラを一生懸命に使いこなしていた印象があります。

それでオフ会の話に戻しますが、ある男性の参加者の方が建物系の城郭の写真を撮影した物をプリントアウトをしてアルバムに入れて持参されていましたのでその写真を見せて頂く事になりました。

この時に風景写真が格好良い、城郭建築の写真が格好良いと心を動かされました。 その方のその当時の機材を見せて頂きましたが、フィルムカメラ単焦点レンズのコンパクトカメラでしたが、この機材でもこれだけの写真の撮影が出来ているのが単純に凄いかなと思いました。

2021年の現在になって単焦点レンズのコンパクトフィルムカメラの画質は良いと言う事がカメラ系のウェブサイトで色々と紹介されていましたが、2001年の当時としてはそう言った機材はプロやカメラ趣味の方は持つ物と言うよりは一般層が持つ物と言う印象が強かったです。 そう言う印象がありましたので、コンパクトフィルムカメラではプロが撮影するような写真は撮れないと言う一種の間違った先入観がありました。

それだけにそのオフ会で出会った男性の参加者の方が撮影された写真を見て衝撃を受けたと言いますか、後々になってそう言えば城郭建築の写真を単焦点レンズのコンパクトフィルムカメラで撮影されていた方がおられたかなと思い出したように頭の中でそれらの写真の記憶が蘇って来ました。

そのオフ会で出会った男性の方の写真と同じ場所と構図でデジカメで撮影した事もありますが、単純に綺麗な写真は撮影出来るのですがフィルムカメラ独特の空気感までは描写出来ていないと近年になってそのように感じるようになりました。

時が流れて2021年の現在の話になりますが、カメラ系のウェブサイトでは1980年代に製造された単焦点レンズのコンパクトフィルムカメラが操作性の面でも画質の面でも良く、現在の10代や20代の方に人気があって中古品なのに高価な値段で取引されている事も分からなくは無いかなと思いました。

別件の探し物でメルカリを使っていましたが偶然にも1990年代に製造された中古品のコンパクトフィルムカメラが出品されていて、その機材の名前を検索で調べているとプロの方でもその機材で撮影されていていると言う事を知ったので購入する事に至りましたが、なかなか出会えないコンパクトフィルムカメラが見付かったと言う事でフィルムカメラでの撮影の環境が整うだけに、約20年前の城郭巡り系のウェブサイトのオフ会で出会った方の城郭建築の写真のような作品を撮影する事が出来たらと言うのがあります。

1990年代、私の年齢で言えば10代から20代の初めの頃になりますが、その頃の心境に戻って絵を描くように風景写真の撮影をしていきたいと思っています。