風雅乃徒然~風雅乃絵姿管理人の独り言~

風雅乃絵姿の管理人の日々思っている物事を綴っています。

風雅乃徒然

風景写真の撮影で広角レンズを真面目に考えていると。

こちらは10年以上振りに城郭巡り系の情報が掲載されている有名なウェブサイトを見ての話になります。 そのウェブサイトの管理人の方には一度だけお会いしましたが知識の量としても凄い物を持っておられた記憶があります。

城郭と言っても私が興味あるのは建物系の物(天守、御殿、城門、櫓等)ですが、それらの撮影をするのに広角レンズでの撮影をお勧めすると言う文言を所々で目にする形になりました。

そのウェブサイトが誕生した時期は2000年よりも前の時代でオフ会や忘年会で派手に交流があったのは2000年代ですが、2000年代のデジカメと言われると一般層はコンデジ、本格的に写真に嵌っている方になると一眼レフのデジカメを持たれていたような時代であったと思います。

一般層の方が持っているようなコンデジでは広角レンズが存在していなかった時代でしたので一眼レフのデジカメを持っていて広角レンズを持っている事が大きなステータスになっていた時代でした。

その当時に交流のあった方と城郭巡りをしていた時にその方がコンデジワイドコンバーターを付けておられて関西弁で「これがワイコンや、ええやろ。 広角で撮れるで。」と言っておられたのが今でも印象に残っていますが、この当時では広角レンズやワイドコンバーターは一般層では持てなかった物になっていました。

それから20年近い時間が経過しての現在ですが、現在はと言われるとiPhoneAndroidスマートフォンでは超広角レンズの付いている機種が普通に存在している時代になっています。

一眼レフやミラーレス一眼のデジカメ程の描写力は無いとしても2020年代では一般層でも広角レンズを当たり前のように使いこなしている時代になっています。 具体例としてiPhoneの名前が出る事が多いですが、iPhoneの超広角レンズの知名度は一般層にも認知されています。

私も城郭ではまだ試していませんが神社や仏閣を巡った時にそのスマートフォンの超広角レンズを使用して比較的近い距離からでも広角になっている風景写真を撮影する事があります。 道路に飛び出さない状態で広角の写真が撮影出来るので交通安全の面でも便利です。

城郭とは違いますが、現在のスマートフォンにしてすぐの頃、2019年の年末にソウルに旅行に出掛けた時に昌徳宮や景福宮と言った李朝時代の宮殿に行ってスマートフォンの超広角レンズを使用して撮影をしましたが確かに大きな建物でも収める事が出来る写真が手軽に撮影出来る時代が来たのかなと感じました。

技術的な面で言えばその城郭巡りの情報のウェブサイトに城郭で広角レンズでの撮影がお勧めと書かれていた所でスマートフォンの超広角レンズを使用して撮影をするとそれなりの作品になるのかなと思った次第です。

私の場合は以前の記事にもありますように意識的に作品として撮影する場合は高級コンデジを使用していますが、超が付く位の広角レンズが必要になっている時にはそのスマートフォンの超広角レンズを使用しての撮影をすると言う感じでしょうか。

高級コンデジは2100万画素(5328px×4000px)、スマートフォンのカメラ機能の場合では1200万画素(4032px×3024px)の違いはありますが、比率は4:3で統一したいという事でそのような画素数ですが(比率が異なっても良いのであれば高級コンデジは2400万画素まで対応が可能)2つの機材でかなり本格的な写真の撮影が出来る環境になっています。

20年前、2001年ではスマートフォンが存在していない時代ですので単純比較は出来ませんが、20年前と言う事で2001年の当時に持っていたコンデジ(その当時の値段で30000円で購入した物)が200万画素(1600px×1200px)でしたが、その当時は30000円のコンデジを購入する事が大きな決断でしたが(後日、その品番(ニコンCOOLPIX 775)を検索して調べていると定価は72000円だったそうです)、現在では実売価格で130000円の高級コンデジを使用しているので20年で本格的に写真の趣味に目覚めているのかなと改めて考えさせられてしまいます。

城郭巡り、時代行列、時代衣装と20年の時間の間に色々と主体的な趣味が変わりましたが、20年経って趣味が一巡して城郭巡りの趣味に戻りつつあるのかなと思っています。

城郭巡りの趣味が再燃したのは20年近く前に撮影した姫路城や大阪城と言った建物系の城郭の写真を見ての事ですが、城郭巡りとは別件の調べ事で見ていた写真がそのきっかけであるとは言え戻る所に戻るのかなと思った次第です。(例の増位山や貴景勝の化粧廻しに描かれている姫路城の構図を調べていた事に始まっています)

広角レンズの話題が出て来ましたが、今後、ミラーレス一眼レフのデジカメも購入するであろうと考えられますが、広角レンズも本格的に持つ時代が来るのかなと薄々と感じるようになりました。