憧れの黒振袖、どんな時でも。
私の年齢や立場を考えると礼装の場での和装の正装は留袖姿になります。 正装の場が黒留袖になるであろう年齢になっていますが、夫の親族の方で成人された方も複数いると言う事で、それらの方が結婚式を挙げられた場合は私が黒留袖を着ての列席になります。
変身体験の世界で言えば黒留袖を用いる物としては芸妓の設定になります。 振袖が舞妓に対して襟変え後の姿と言う事でそのような感じになります。
現実としてはそのようになるのですが、私は未だに黒振袖に対しての未練と言いますか憧れを持ち続けています。 実際の成人式の時は似合うのか似合わないのか分からずに振袖をレンタルして着付けて頂いて写真も残していますが、今の私が見ても体の線は細いとは言え全くと言って似合っていない状態でした。
洋装と和装では似合う色が違うのですよとその場のスタッフの方に言われて選んだのですが着物もメイクも本当に似合っていなくて場末の演歌歌手みたいな雰囲気になってしまいました。
その後、舞妓変身の趣味に出会う事になりましたがその舞妓変身の趣味を通して黒振袖に出会う事になりました。 私は洋服では黒色の物が好きでしたが、その時と同じ感覚で黒振袖を着ると自然な感じで馴染みました。
舞妓変身では黒振袖、中には黒紋付もあるのですが何度もそのような着物を選んでは着付けて頂いていたのですが、それなら黒振袖を着て成人式の撮影をやり直せば良いと思った次第です。
少し前の記事では京都の変身店やレンタル着物の店舗の振袖のレンタルロケーション撮影のプランについて調べていて予算もある程度まで分かりましたが、その料金であるのなら妥協せずに撮影したいと言う気持ちが強くなりました。
着物と言えば変身体験や衣装体験の場では何度も着ていますが、この10年でレンタル着物の店舗が増えて来た影響で変身体験ではない着物の着付けにも興味を持つようになりました。
以前の記事にもありますように私の場合は成人式の倍以上の年齢を生きています。 近年ではダブル成人式と言うような感じでアラフォーの年齢の女性が振袖をレンタルして記念撮影をされる方も出ているようで私と同じような考えの方もいるのかなと思いました。
今年は予算的な面で振袖のレンタルロケーション撮影は出来ませんが、来年、2022年にはそれを実現させようと考えています。 一応、候補としている振袖、黒振袖ではありますが複数あって撮影の予約が出来て申し込み金を支払える段階になった時点で衣装の予約も可能であるのかの確認もしたいと思っています。 どのような時でも黒い色の着物が憧れで格好良いと思っていますが、中でも黒振袖に対しての憧れは格別の物があります。
既に既婚女性となっていて現在が一番輝いていると言う意味では異なりますが、10年後になると顔立ちが老けて来るであろうと思われるだけに、顔の年齢が若いうちに未婚女性の礼装である振袖姿の写真はきちんとした物で残したいです。
何もせずに後になって後悔する位であるのなら十分にやりつくしたいと言いますかそのような心境になります。 今度こそはと言いますか場末の演歌歌手のような雰囲気ではない綺麗な姿の写真を残したいと言う気持ちでいっぱいです。